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HOMEMIC FUNエコ豆知識夏を快適に過ごす工夫 ~ひとりひとりができるエコ~

夏を快適に過ごす工夫~ひとりひとりができるエコ~

最近、あちこちで耳にするようになった「エコ」ということば。この「エコ」はエコロジー(ecology)からとったもの。エコロジーは生態学を意味し、生物の生活や環境学との関係、つまり「環境にやさしい」という意味につながります。エコを考えながら、自然とうまく共存していくには?

エコと健康

夏のこの時期、自宅や職場、外出先で冷房による寒さを感じたことはありませんか? 一般に暖房は20°C、冷房は28°Cが温度設定の目安とされています。

冷房で体が冷えすぎると、冷房の効いた室内と暑い屋外との温度差に体がついていけなくなり、自律神経失調症の一種である「冷房病」を引き起こす恐れがあります。主な症状は、体や足がだるい、疲れる、体や足が冷えるなどのほか、頭痛、肩こり、胃腸障害、神経痛、生理障害など。また、免疫力が落ちることでかぜをひきやすくなったり、ホルモンバランスの乱れから月経不順を起こしたりすることも。

この機会に、あなたのご自宅や職場の設定温度も確認してみてくださいね。冷房の温度を1度高く設定するだけでも健康の面だけでなく、CO2の排出量を削減することができると言われていて、これも一人ひとりが出来るエコになるのではないでしょうか。

ちなみに冷房病を予防するには、急激な温度変化を避け、直接冷風にあたらないようにしたり、衣類で調節したり、シャワーやお湯にゆっくりとつかって体を温め、血行を良くすることが大切です。

では、冷房がなかった頃の人たちは、どのようにして夏をすごしていたのでしょうか。

当時の暮らしを見習って涼しく夏をすごすには…

風鈴の音色に縁側でスイカ…。日本情緒あふれますね。伝統的な日本家屋は、日本の暑さと湿度に対応した造りになっています。床を高くし、床下通風で防湿・防虫をはかり、畳は吸湿性に富んでいて、空気が乾燥したら湿気を放出する。襖や障子などを開け放つと、すべての部屋が繋がり、風が家中を流れるなど、夏に最適の涼しい設計になっています。

  • 風の流れを作る

    室内に風を通すだけでも、体感気温は変わります。できるだけ風の通り道が長くなるように窓を2ヵ所以上開けること。このとき、風上側の窓は細めに、風下側の窓は大きく開けると、風がよく通るようになります。

  • 打ち水

    打ち水は家のまわりに水をまいて、気化熱によって地面の温度を下げ、涼しさを得るというものです。気温が上がる日中より、朝夕の比較的気温が低い時間に行うことにより、その効果を持続させることができます。また気温の変化によって風が起きるため、窓を開けておけば室内に心地よい風が入ってきます。打ち水に使う水をお風呂の残り湯や、室外機にたまった水、雨水などを利用することで、ここでも「エコ」ができますね。

  • すだれや緑のカーテンで日よけ

    また、ベランダや縁側には日差しを遮る「すだれ」が効果的。日光を遮り、日陰を作ると室内に入ってくる風が涼しくなります。
    最近では、「緑のカーテン」も広まっています。緑のカーテンとはアサガオやヘチマなどのツル性植物で作る、自然のカーテンの事。夏の強い日差しを和らげ、葉の蒸散作用により周囲の温度を下げてくれるので、葉っぱの間から涼しい風が流れ込み、心地の良い涼しさが味わえます。

健康的に夏バテ解消!

夏バテは、気温と湿度の急激な変化により体温調節が出来なくなり、だるさや疲れを感じるというもの。そこで、温度の開きを少なくするためにも外に出て汗をかくのが効果的。
暑さのあまり、ついつい動かなくなりがちですが、涼しい場所で、ラジオ体操やストレッチをするなど、無理のない運動を心がけましょう。運動によって血液の循環が良くなり、脳の活性化にも繋がり、夏バテの諸症状の防止になります。その際、こまめに水分補給を忘れずに。
最近では屋内でも熱中症にかかると指摘されていますが、水分補給を積極的に行うことでその予防にもつながります。

工夫ひとつで、快適な夏が過ごせそうですね。健康的に暑い夏をのりきりましょう。