外部のソフトやサービスとの連携で患者データを有効活用しよう
パソコンやスマホの普及に伴い、世の中には数多くの良質なソフトやサービスが存在する現在。MICではクリニックにとって必要と思われるソフトやサービスと積極的なデータ連携を行っています。そこで今回は外部のソフトやサービスと連携することで、レセコンに登録、管理されている患者データを有効に活用できる機能やサービスについてご紹介します。
最新のデータを一元管理しよう!

ところで、レセコンに患者データの登録作業を行っている一方で、予約管理やリコールはがき作成のために、他のソフトやサービスで患者データの登録や管理を行ったりはしていませんか。
患者データの複数登録や管理は、データのどこかに変更があると、同時に他も更新を行わなくてはならず、作業が煩雑になります。その煩雑さゆえに例えばリコールはがき用の患者データを更新し忘れ、誤送付になってしまうなんてことも。
患者さんの対応や診療補助など、従業員には多くの仕事があります。その従業員が、患者データの複数登録や更新に労力や時間をかけるのは非効率です。
ではどうしたらよいのかと言うと、レセコンからスムーズに患者データを引き出し、有効に活用できることが理想的です。レセコンは毎日、患者データを登録し管理していますからデータは常に最新ですし、コンピューター上で一元管理されているので、いつでも活用できる環境になっています。
そもそも患者データとは?

MICでは、レセコン内に登録されている右図のようなデータを指して患者データと呼んでいます。
外部のソフトやサービスの仕様に合わせて連携できる形式にデータを引き出すことができます。なお、引き出せる患者データは機能やサービスによって異なりますので、詳しくはお問い合わせください。
それでは患者データを活用できる、MIC WEB SERVICEで提供するいくつかの機能、サービスをご紹介しましょう。
PLM 月額料金:800円(税別)
デジタルレントゲンシステムと患者データの連携が行え、paletteのカルテ入力画面ではレントゲンの画像をそのまま参照することが可能(一部レントゲンシステムを除く)です。下記に連携可能なレントゲンシステムのリストをご紹介します。
リストは一例です。リストにないレントゲンシステムについては、弊社までお問い合わせください。
※連携可能なレントゲンシステムは限られますので、予めご了承ください。
患者情報出力 月額料金:500円(税別)

患者データの中から必要な項目を選択して、CSV・TXT形式で出力することができます。オンラインでの予約システムや表計算ソフトなど、様々なソフトで患者データが活用できます。
また便利なのは、連携するソフトやサービスが決まっている場合、同時に出力先を二か所まで登録を行うことができます。
リコール 月額料金:800円(税別)

患者さんの住所録をCSV形式で出力することができます。出力したデータは「筆まめ」などの宛名印刷ソフトで取り込んで利用することができます。
予約日時の差し込み印刷対応可能!paletteの予約管理を使用して予約が登録してある場合、リコールでのデータ出力の際に次回の予約日時を出力し、「筆まめ」で作成した文章の中に予約日時を入れて印刷することができます。
ドクター毎の実績や月単位の点数・レセプト件数などを集計した帳票も、CSV形式で出力することが可能です。出力したデータはExcelなどの表計算ソフトに取り込んでグラフ化し今後のクリニックの経営の判断材料にするなど、様々な形で二次利用することができます。
CSVやTXTは汎用性の高いファイル形式です。ぜひとも今回ご紹介しました機能、サービスをフルに活用していただき、さらにクリニックのデジタル環境を充実させてみてはいかがでしょうか。