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withコロナ 患者さんとスタッフを守るために!

新生活様式から考える医院の対策とは

世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルス。日本全国に緊急事態宣言が発令され、経済へのダメージが拡大しています。これは歯科業界にも波及しており、ある調査では、「3割程度以上」患者数が減少し、減少幅は緊急事態宣言発令前から大きく拡大しているという結果が出ています。少しずつ感染者の数が改善されてきているとはいえ、ワクチンが完成したわけではありません。第2波・第3波の感染拡大の可能性があり、予断を許さない状況に変わりはありません。とはいえ、このまま経済を止めておくことはできません。「withコロナ」時代となった今、歯科医院が「新たな生活様式に適応するためにできること」について、ご紹介します。

「手洗い・うがい・マスク着用」以外にできる対策のポイント!

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ワクチンが開発され、新型コロナウイルスが季節性インフルエンザのようになったとしても、これからは生活様式に継続した変化が求められ、さまざまな対策の実施や変化への適応などが必要となるのではないでしょうか。

いつ何時、まったく違う新型のウイルスが流行り、同じ状況になる可能性はゼロではないわけです。此度の経験は、さまざまな分野で活かされていくだろうし、活かしていかなくてはならないことなのでしょう。

ですから、今後、ポイントとなってくるのは、「新しい生活様式」にどう適応していくか、そして、そのひとつとして「ソーシャルディスタンス」は、必須のワードではないでしょうか。

(参照)厚生労働省が公表している「新しい生活様式」の実践例

ソーシャルディスタンス(社会的距離)は、人と人との間に物理的な距離を取ることによって、互いに密接な接触を行う機会を減少させる方策です。それを社会的に実現していくには、「非接触」というIT技術をうまく活用する必要があるでしょう。

身近なものでは、駅の改札で利用するICカードがあります。現在ではコンビニ、スーパーなどの施設でも利用できるようになりました。今後さらなる進化を遂げ、IT技術が用いられた「非接触」によるデバイスやサービスが日常の中に広まっていくと考えられます。

歯科医院では、来院時に受付で診察券の受け渡し、待合室で問診のやり取り、受付で現金による会計、このような場面で患者さんとの接触機会が生まれます。

いくら医療機関側が注意していても、患者さんが無意識にウイルスを運んできてしまうこともありえます。ですから尚のこと、医療機関側では対策を講じ、患者さんとの接し方の見直しが必要となってきます。

感染リスク軽減につながるサービス

スマホDE診察券

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スマートフォンを診察券の代わりとして使用できます。 予約日時が近づくとアラームでお知らせし、予約日忘れによるキャンセル防止を支援します。
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問心伝

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タブレットを使用して問診業務を効率よくサポートする問診票ソフトです。患者用と医師用タブレットを使って入力・結果閲覧を行うことができます。 問診票の編集・作成や、印刷した上で用紙での実施も可能です。
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自動釣銭機連携

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自動釣銭機を使用することにより、釣り銭の数え間違いを防ぐことができ、透明性の高い現金管理が可能になります。また、「釣銭機入出金一覧表」も出力できますので、釣銭機の入出金確認作業もスムーズです。
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カスタマーディスプレイ

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iPad または Androidタブレットをディスプレイとして、患者さん向けに会計金額を表示できるサービスです。
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MICのこれらサービスを活用いただくことで、患者さんとの接触機会を軽減し、院内感染のリスク回避をサポートいたします。患者さんへの安心感はもとより医院スタッフをウイルスから守るという観点からも、接触を少なくすることはこれからの対策に求められてくることでしょう。

また、接触機会の軽減や院内感染のリスク対策をすることで、医療サービスとしての質が落ちてしまっては、元も子もありません。形式的ではなく、その場で機知に富んだ対応がとれるよう、日々の対応・経験を共有しておくことも大切でしょう。

以前公開した記事がございますので、ぜひこちらも参考にしてみてはいかがでしょうか。
[特集記事]勘?思いつき?ホテルのコンシェルジュから学ぶ、経験を共有する大切さ

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